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冬はつとめて(冬は早朝)が良いという、枕草子。いよいよ、大寒となりましたね、清少納言さん

寒い寒いと、過ごしていたら、大寒(だいかん)になっていました

大寒は、二十四節気(にじゅうしせっき)の一つで、一年で一番寒い日ということですね

でも、まだまだ、2月も寒い日が続きます

こんな季節は、早朝、起きるのが、とてもつらいですね

ところが、先人たちは、寒い冬のなかに、趣きのある面白さを見つけ、楽しんでしまいました

枕草子_冬


清少納言の「枕草子」には、

原文:
「冬はつとめて、雪の降りたるはいうべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火などいそぎおこして、炭もてわたるもいとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし」

通釈: [1]
冬は早朝《がおもしろい》。雪の降っている《朝のおもしろいこと》はいうまでもなく、霜がたいそう白い《朝》、また雪や霜がなくてもたいそう寒い朝に、火などを急いでおこして、炭火を持って《御殿の廊下などを》運んでいく情景も《寒い朝として》たいそうふさわしい。《ところが》昼になって寒さもゆるんでなま暖かくなっていくと、丸火鉢 [2] の火も、《かまう人がなくなって》白い灰の方が多くなって感心しない。

と、書かれています

「春はあけぼの」で始まる、「枕草子」の冒頭部分の、冬の節で、清少納言の、鋭い感性が感じられる文章です

学校で習った時は、とんでもない話だと思いました

「寒い冬の朝、早く起きるのが面白いだって?!、なんて、へそ曲がりなんだろう」としか、思えませんでした

しかし、だんだんと歳を重ねていくうちに、次第にその良さが分かるようになり、なるほどと思うようになってきたのです


とてもとても、凡人の及ぶところではないのですが、寒い早朝に起きるときに、「冬はつとめて」の1節が、浮かんできて、それを掛け声代わりにして、仕事に行くのが、アロアロヨシさんの、越冬のノウハウとなっております


というわけで、アロアロヨシさんの♪古文シリーズ、第一弾です

もっと、古文の時間に、勉強しておけばよかったと思っている、今日この頃の、アロアロヨシさんです

寒い寒いと言っていても、寒い季節は半分終わって、もうすぐ、春ですね
暦を見ながら、季節を感じる。

日本って、ほんとに、良いですね。

♪というわけで、

アロアロヨシさんは、あなたを、「日本に生まれて良かったな党」にするために、日夜、ネタを探し続けるのです。

一緒に、日本を楽しみましょう。


脚注:
[1] 「枕草子」浅尾芳之助・野村嗣男 共著 日栄社版
[2] 火鉢
ものは、これです ⇒

炭火で火を起こす、火鉢を知らない世代の方に、ご説明いたします

むかしむかし、ストーブの無い時代に、これで部屋を暖めて、五徳(写真右の、輪に足のついたもの)に金網をのせて、餅やスルメを焼いて、食べながら、みんなで手を暖め、談笑した、とても便利で、趣きのある道具なのです

なんだか、欲しくなったという人は、今でも、売っていますよ、ここから購入できます → 信楽焼 生子 火鉢型 灰皿 セット (灰*五徳付) 6095-05

tag : 年中行事枕草子日本に生まれて良かったな党アロアロヨシさんの♪古文シリーズ

もしかしたら、二度と会えないかもしれないという覚悟、「一期一会」

最近、一期一会(いちごいちえ)という言葉を、よく耳にします

音楽にも、同名の曲が出てきます
ただ、何かかっこいい、耳ざわりが良いという理由だけで、使っている感もあります

ここで、しっかりと、本当の意味を、探ってみたいと思います

一期一会は、千利休の言葉です

千利休 (2)


利休は、茶道の究極の心得を、茶道宗家の家訓として、この一語に託しました

利休には著書がなく、相伝の言葉として、弟子たちに説いたのです

弟子の山上宗二(やまのうえそうじ)は、

「路地ヘ入ルヨリ出ヅルマデ、一期ニ一度ノ会ノヤウニ、亭主ヲ敬 ( うやま ) ヒ畏 ( かしこまる ) ベシ」

という一文を、著書「茶湯者覚悟十躰(ちゃのゆしゃかくごじってい)」に、利休の言葉として残しています


一期は、人が生まれてから死ぬまで、つまり、一生を意味します

もう二度と会えないかもしれない、一生に一度の出会いを、大切にしなくてはいけないという教えです

また、これから何度も会える人でも、次に会うときは、その人も変わり、自分が変わり、周りの様々なものが変わり、二度と同じ出会いは無いのです


日本人の心の根底に、「すべてのものは変化し、同じところにとどまることは無い」という、無常観があります

平家物語の冒頭部分は、それを見事に表現して、秀逸です

平家物語・祇園精舎_convert_20160419100025

「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。」

(ぎおんしょうじゃのかねのこえ、しょぎょうむじょうのひびきあり。しゃらそうじゅのはなのいろ、じょうしゃひっすいのことわりをあらわす。おごれるひともひさしからず、ただはるのよのゆめのごとし。たけきものもついにはほろびぬ、ひとえにかぜのまえのちりにおなじ)

すべてのものは、移ろい変わっていく、春の夜の夢のように、風の前の塵のように


気まずく分かれて、次に会ったら謝ろうと思っている人が、その後、合わないうちに死んでしまったら、悔やんでも悔やみきれません

いつも会っている、親や兄弟、夫や妻、友人知人、子や孫、年中いるからと、いい加減な対応をしていませんか

例えば、その人たちが亡くなって、二度と会えないようになってみると、「ああ、あの時に、もっとこうしておけば良かった」と、思ったりしませんか

特に、母親に対して、うるさいからと、いい加減な対応をして、亡くなってから、後悔していませんか

アロアロヨシさんは、時々思い出して、胸を痛めることがあります


また、同じような言葉に、「一回性(いっかいせい)」というのがあります

「同じことは、二度と起こらない、一度起こったら、元に戻せない」という意味です

ある人と、ある場所で、たいへん楽しい時間を過ごして、もう一度、同じ体験をしたいと思って、その人と、その場所で、同じことをしても、まったく楽しくなかった、という経験はありませんか

あらゆる事象は、どんどん変化していきます
人も、変わっていきます
成長する人、衰えていく人

毎日毎日、同じことを繰り返しているつもりでも、同じではないのです


2020年のオリンピック、東京招致が決まりました。

その時に、「おもてなし」という言葉が、たいへん重要な役割を果たしました

日本人の心に流れている、一期一会の精神に根差した、「おもてなしの心」で、世界の人々との、素晴らしい一会にしたいですね


「一期一会」、「一回性」、を大切に生きて、悔いの無い歳を、重ねようではありませんか



tag : 家訓

元日の朝に頂く、疫病除けの縁起もの、大福茶 (おおぶくちゃ)。マクロビオティックでは、梅醤番茶 (うめしょうばんちゃ) を頂きます

平安朝、村上天皇の御代、京都に疫病が流行したことがありました

その折、空也上人が、梅干しとお茶を振る舞ったところ、疫病が治まり、天皇もこれを召されたとの故事があります

その後、正月の縁起物となり、「大福茶」の名前で、一般化されました

梅干しと昆布を入れた茶碗に、お茶を注ぎ、一年の無病息災を祈念します

大福茶

茶の湯の家元、裏千家では、元旦の朝4時に、京都の三名水と言われる「梅の井」から 汲んだ水で、大福茶を入れ、頂くという習わしが、今でも続いています

午前四時の水は、毒気を去るといって、昔から茶道の家では、この時刻に水を汲んでいます


マクロビオティック [1] では、「梅醤番茶 (うめしょうばんちゃ)」を、頂きます

作り方は、以下の通りです

1) 三年番茶 [2] を、15分ほど煮出して、用意しておきます
2) 湯飲み茶わんに梅干しを入れ、つぶします
3) さらに、醤油少々、しょうが汁少々を入れ、よく練ります
4) 沸かしておいた三年番茶を注ぎ、よく混ぜ、熱いうちに頂きます

陽性の強い、三年番茶を使用するのと、梅干し・醤油・しょうが汁を、よく練ってから、三年番茶を注ぐのが、ポイントとなります

梅干し、醤油、三年番茶により、陽性の強い飲み物となり、しょうがは、体を温めます

血液を浄化して、胃腸病、二日酔い、冷え性、生理痛、夏バテ、風邪、頭痛、貧血、陰性の下痢、便秘、インフルエンザ、糖尿病などに、効能があると言われています

女性は特に、陰性体質の方が多いので、貧血・冷え性など、梅醤番茶は心強い味方となります

即効があるわけではありませんが、じわじわと体質を改善してくれ、風邪をひきにくく、病気になりにくい体にしてくれます

お正月だけではなく、毎朝、起きぬけの一杯で、体が目覚め、健康な一年がおくれます

今年も、健康で、良い年になりますように


日本に生まれて良かったな党」の、アロアロヨシさんでした

脚注:
[1] マクロビオティックは、「アロアロヨシさんの♪健康ブログ」を、参照してください
[2] 三年番茶は、三年熟成させた番茶で、オーサワジャパンのものが、一番信頼性があり、おすすめです

>>> 「オーサワジャパンの三年番茶」を、楽天市場で探す

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忙しい人は、梅醤番茶の瓶詰や袋詰めもあります
これは、お湯を注ぐだけで、できあがる、たいへん便利なものです

最初、これらで試してみて、良いようなら、本格的に手作りするのが、良いでしょう

これも、オーサワジャパンのものが、おすすめですが、それ以外にもいろいろ出ています

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tag : アロアロヨシさんの♪ゆるゆるマクロビオティック日本に生まれて良かったな党年中行事

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