アロアロヨシさんの♪映画ブログ、「封切り映画編」の8番目は、
『海街diary (うみまちだいありー)』です
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見てきました『海街diary』 [1]
いやーあ、良かったですね、心地良い風を感じる、とても素敵な映画でした

アロアロヨシさんが最初に『海街diary』に出会ったのは、マンガでした
床屋の待ち時間、本棚の中に、ふと、このタイトルを見つけ、何て読むんだろう、「かいがいだいありー」とか・・・
そこで手に取ったのが始まりでした
マンガ「海街diary」は、裸の男と女が、朝、ベッドで眠っているところから、始まります
「えっ、何っ、このマンガっ!」ってな感じで、読み始めました
ありふれた日常、そして、誰もが、かかえる、ややこしい絆 (きずな) 、大人たちの勝手な都合で振り回された、四姉妹を中心に、さわやかに描いていきます
久しぶりに、引き込まれて、床屋の待ち時間では、読み切れなくて、本屋で買って帰って、読みました [2]
なんと、
第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、
マンガ大賞2013を受賞した作品でした
そんなマンガ、「海街diary」が映画になって、やって来たではありませんか!
これはもう、見るっきゃないでしょう
マンガを忠実に再現した面白さに加えて、映像の美しさと、素晴らしい音楽で、とても素敵な映画に、仕上がっていました
そういえば、
舞台は鎌倉だったのですね、と、あらためて思いました [3]
そう、マンガでは、ピンとこなかったのです
監督・脚本は、『そして父になる』の、
是枝祐和(これえだひろかず)
撮影監督は、同じく『そして父になる』の、
瀧本幹也(たきもとみきや)
是枝祐和と瀧本幹也の名コンビが、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品を、生み出しました
さらに、
音楽は、NHK朝ドラ『ごちそうさん』の、
菅野よう子(かんのようこ)
いつまでも耳に残る、素晴らしい音楽が、物語を盛り上げてくれました
オリジナル・サウンドトラックは、
アマゾンで、購入できます
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海街diary オリジナルサウンドトラック
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海街diary オリジナルサウンドトラック主演は、四姉妹なのですが、その中でも一人上げるとすれば、
広瀬すずでしょうね [4]
『海街diary』、原題も同じ、「海街diary 」
父に捨てられた三姉妹と、腹違いの四女が、古都鎌倉の四季折々の美しさの中で、本当の家族になるまでの、1年間の物語です
映像の美しさと、物語の面白さは、本編でご覧ください
アロアロヨシさんの♪おすすめ名シーン作品すべての中に、名シーンが数多く登場しますが、今回は
桜のトンネルシーンに、ご注目下さい
すずと風太が、桜のトンネルを、二人乗りの自転車で駆け抜ける時、すずの髪に桜の花びらがとまります
これは、CGではなく、偶然の産物だと、是枝祐和監督が、吉田秋生との対談の中で明かしています
そして、その時、顔を上げたすずが、とても良い表情をしているのです
アロアロヨシさんの♪お見逃しなくすずと三姉妹が、本当の家族になっていく過程を、その時その時の、
すずの表情の変化で、見事にとらえています
父親の葬儀で出会ったときの顔、鎌倉にやってきて、だんだんと打ち解けて、明るい表情になって行く、見事なグラデーション
有望新人俳優・広瀬すずの名演と、監督・是枝祐和と撮影・瀧本幹也の名コンビが生み出した、見どころと言えるでしょう
お見逃しなく、お気をつけて!
アロアロヨシさんの♪サプライズ映画のシーンの中には、いつも、監督、脚本家やカメラマンのサプライズが、用意されています
ヒッチコックなどは、サプライズがテーマの映画を作って、楽しませてくれました
さりげなくサプライズを設定する監督や、たいへん凝ったサプライズを盛り込む脚本家、映像の中にサプライズを取り込むカメラマンなど、いろいろなサプライズがあって、それを見つけるのも映画の楽しみの一つです
今回も、是枝祐和監督が、やってくれました
夏の暑い日、お風呂から出てきたすずが、やってくれたサプライズ・・・
言いたいけど、言いたいけど・・・、ダメ、ダメ、本編でご覧ください
原作の面白さを、忠実に表現した脚本と演出、マンガでは表現できない、古都鎌倉の見事な映像美、
綾瀬はるか・長澤まさみ・夏帆・広瀬すず・四
美人姉妹の好演、
菅野よう子の素敵な音楽は、ぜひ、映画館の大画面とサウンドトラックで、堪能してください
【作品情報】
2015年/日本
原作:吉田秋生「海街diary」(フラワーコミック)
監督:是枝祐和
脚本:是枝祐和
音楽:菅野よう子
撮影:瀧本幹也
出演 :
俳優 | 役名 | キャラクター |
---|
綾瀬はるか | 香田 幸 | 長女として家族を支える、看護師 |
長澤まさみ | 香田佳乃 | 次女恋と酒を愛し 地元の信用金庫に勤務 |
夏帆 | 香田千佳 | 三女四姉妹のムードメーカー |
広瀬すず | 浅野すず | 四女しっかりものでサッカーの得意な中学生 |
大竹しのぶ | 佐々木都 | 三姉妹の母 |
樹木希林 | 菊池史代 | 大叔母、相変わらず良い味を出してます |
中村優子 | 浅野陽子 | すずの義母 |
堤真一 | 椎名和也 | 幸が働く病院の小児科医 |
キムラ緑子 | 高野日出子 | 幸の病院の師長 |
坂口健太郎 | 藤井朋章 | 佳乃の恋人 |
加瀬亮 | 坂下美海 | 佳乃の信用金庫の係長 |
池田貴史 | 浜田三蔵 | スポーツマックス店長、千佳の恋人? |
鈴木亮平 | 井上泰之 | サッカーチームの監督 |
前田旺志郎 | 尾崎風太 | すずの同級生 |
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アロアロヨシさんの♪チョットおまけ:
この映画は、ほのぼのとした日常のシーンが、とてもうまく描かれているのです
たとえば、障子を貼るシーン、海辺を4人で歩くシーン
その中で特に、食べるシーンがとても多く、またそれが、四姉妹がうまそうに、可愛く食べるのですよ
いろいろなレシピが出てきますが、その中でも、アロアロヨシさんが感動したのが、ちくわカレーでした
千佳役の夏帆が、とてもうまそうに、ちくわカレーを食べるのです
アロアロヨシさんの田舎には、「ヤマサのちくわ」という有名な、とてもおいしいちくわがあります
子供のころ、おふくろが、よく、ちくわカレーを作ってくれました

特別、なんでもない、肉の代わりに、ちくわの輪切りを入れてあるだけだったのですが、とても好きでした
『海街diary』のちくわカレーは、
1. おばあちゃんのちくわカレー
2. 千佳ちゃんのちくわカレー
3. 超簡単ちくわカレー
の、3種類があるのです
詳しいレシピは、こちらからどうぞ → 「すずちゃんの海街レシピ」
アマゾン
か、
楽天で
吉田秋生が、この映画を見て、コメントを入れています
「是枝『海街diary』を拝見しました。
幸福な時間でした。
そしてなんかちょっぴり、くやしかった。(笑)」
アロアロヨシさんの♪原作先・映画先原作を読むのが先か、映画を見るのが先か、いつも悩むところですが、今回は、どちらが先でも、楽しめます
そして必ず、マンガも映画も見てほしいのです
マンガはマンガのギャグの面白さ、映画は映像の素晴らしさ、それぞれの良さの、相乗効果で、あなたの中に、とっても素晴らしい世界が、広がりますよ
アロアロヨシさんの♪DVD買う買わないドッチDVDを買って、何度も見たい映画って、ありますよね
アロアロヨシさんも、昔のビデオテープの時代から、DVDまで、何度も見たい映画を、たくさん持っていて、時々、引っ張り出してきて、楽しんでいます
『海街diary』は、ぜひ、DVDを買って、何度もこの、ほのぼのとした空気に浸りたいものです
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『海街diary』のDVDを、Yohoo!ショッピングで探す脚注:
[1] 『海街diary』の公式サイトはこちらから →
「海街diary公式サイト」[2]
海街diary コミック 1-6巻セット (フラワーコミックス)
[3] 「すずちゃんの鎌倉さんぽ」は、こちらから →
すずちゃんの鎌倉さんぽ―海街diary (フラワーコミックススペシャル)
[4]
『海街diary』 メイキング映像 [広瀬すず Ver.]