春だ春だと、花見や連休を楽しんでいたら、立夏 [1] になってしまいました
今年の立夏は、5月6日です
立夏は、5月6日から20日ころで、二十四節気 (にじゅうしせっき) の一つです
夏は暦で、立夏から、小満、芒種、夏至、小暑、大暑と続き、立秋の前日までですので、立夏は、夏の始まり、ということになります
ですから、これから段々と暑くは、なるのですが、しばらくは、過ごしやすい日が続くのです
清少納言さんの出番は、もう少し暑くなってからだと思いますが、アロアロヨシさんの思い違いでしょうか
陽気が良くなってくると、早起きするのが、楽しくなってきますよね
「卯の花の、匂う垣根に、時鳥、早も来鳴きて、
忍音もらす、夏は来ぬ」
(うのはなの、におうかきねに、ほととぎす、はやもきなきて、しのびねもらす、なつはきぬ)
唱歌「夏は来ぬ」を、つい口ずさんでしまう、今日この頃
これが、卯の花、ウツギです

アロアロヨシさんは、どういうわけか、「忍音もらす」のところを、5番の最後のフレーズ、「早苗植えわたす(さなえうえわたす)」と歌ってしまいます
これでは、1番で終わってしまいますよね
「あれっ?あとは何だっけ」てなもんで、また初めから、歌うのです
どうも、アロアロヨシさんの頭の中で、初夏は田植えのイメージが、強いようです
というのは、まだ二人が初々しかった頃、妻を田舎に迎えに行ったことがあるのです
ちょうど彼女は、新緑の山々を背景に、さわやかな初夏の風を受けながら、水を張った田んぼで、早苗を植えていました
アロアロヨシさんに気付いて、体を起こして、恥ずかしそうに、うれしそうに、笑っていました
その時の、鮮烈なイメージが、忘れられないんでしょうね

田舎の家の裏の、田植えの終わった、この田んぼです
「四季の中で、一番好きな季節は、いつですか」と、よく会話に出てきますね
初夏は、五月生まれの、アロアロヨシさんの、一番好きな季節です
とりわけ、初夏で一番好きなのは、草の匂いですね
日差しが少し強くなってきた、この季節、草っぱら(草原)を歩いていると、草の匂いがします
この匂いを嗅ぐと、アロアロヨシさんは、ウキウキとしてくるのです
何でもないことですが、日本の四季を感じる、ささいな香りですね
桜の季節が終わり、ハナミズキが咲くと、立夏となり、少しずつ暑くなって、イベントの季節となります
今年も、いろんなところでフラを踊って、みんなを楽しませようぜ、と、
センエツながら思っている、アロアロヨシさんです
暦を見ながら、季節を感じる
日本って、ほんとに、良いですね。
アロアロヨシさんは、あなたを、「日本に生まれて良かったな党」にするために、日夜、ネタを探し続けるのです。
一緒に、日本を楽しみましょう。
脚注:
[1]
立夏(りっか) - 新日本カレンダー(株)の「暦生活」
tag : 清少納言
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