アロアロヨシさんは、水野晴郎の人気のセリフ、「いやあ、映画って本当にいいものですね~」を、1974年4月3日、水曜ロードショウ「シェーン」の最後で、初めて聞きました [1]

当時の日記には、その時の衝撃が書かれており、小さいころから映画好きだったアロアロヨシさんは、それからますます映画にのめり込み、ついに「アロアロヨシさんの♪映画ブログ」を始めることになりました
そんな、アロアロヨシさんの小学生の頃は、兄貴らと一緒に、実家の近くの映画館によく行きました
最初の頃に見た映画で、印象に残っているのは、何と言っても「笛吹童子」でしょうね

1953年にラジオで放送されていたものを、1954年4月、東千代乃介、中村錦之助主演で映画化 [2]
「ヒャラーリ ヒャラリコ♪」と歌いだす曲にのって、始まる全三部作は、子供のころのアロアロヨシさんを、ワクワクさせたものです
その後、チャップリン、森繁の「三等重役」、「ゴジラ」、「大魔神」、「宇宙大戦争」、カーク・ダグラスの「海底二万マイル」「スパルタカス」、「史上最大の作戦」、黒澤明の「七人の侍」「用心棒」「椿三十郎」・・・・・
チョット考えただけでも、どんどん、溢れんばかりに思い出してきて、切りがありません
10才の時に初めて見た、ヘンリー・フォンダと、オードリー・ヘップバーンの「戦争と平和」は、大学の時に2回目を見て、50才代で3回目を見ましたが、それぞれ感動する場所が、異なっていました
10才の時は、大掛かりな戦争シーンに感動し、大学生のころは、オードリーのラブストーリーに、50才代では、祖国愛に感動したものです
高校時代は、さすがに、受験を控えていたので、少なくなりましたが、それでも、「ベン・ハー」、クレージー・キャッツの「日本無責任時代」、「座頭市物語」、「アラビアのロレンス」、「ナバロンの要塞」、などを、家族や友人と見に行きました
大学時代も、明大前駅の改札を出ると、右が学校、左が早朝学生割引の映画館でしたが、どうも左に曲がってしまう誘惑に、勝てませんでした
古い映画を、3本だての割安料金で上映しており、何を見たか、はっきりとした記憶が無いのですが、たいへん楽しかったのは覚えています
しかし、何と言っても、アロアロヨシさんのお気に入りで、録画して何度も見ているのは、洋画では、「翼よあれが巴里の灯だ」、邦画では、「肉弾」ですね
「翼よあれが巴里の灯だ」は、飛行機と冒険好きな、アロアロヨシさんにピッタリの映画
「肉弾」は、岡本喜八が、戦争と青春を描いた傑作で、大谷直子のヌードシーンが鮮烈でした
そんな、アロアロヨシさんの♪映画ブログを始めます。
「
封切り映画」編
「
懐かしの映画」編
に分けて、アップしていきます。どうぞご期待ください。
脚注
[1]
水野晴郎 - Wikipedia[2]
笛吹童子 - Wikipedia
tag : 封切り映画懐かしの映画
今の9:00の映画の物足りなさ
現在解説者のいる映画は殆どありません。時よりETVのアジア映画ぐらいです。水野さん(火垂るの墓)、荻さん(ガラスのうさぎ)の号泣は印象に残りました。また刑事コロンボ3作目は構想の死角の監督はスチーヴンスピルバーグですが、これを知ったのは水野晴郎の映画がいっぱいのコーナーでした。(ちなみに高層の死角は森村誠一の作品です。)金曜日や日曜日の9:00に映画を見ても物足りなさを感じます。(水野さん、淀川さんが亡くなったのが影響しているか・・・)
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